平成20年11月24日、屋根の檜皮葺も一新した金堂において智証大師入唐求法帰朝1150年慶讃法要、国宝金堂修理竣工式典が厳かに奉修された。 法要は、400名に及ぶ満堂の来賓が見守るなか、この度の曼荼羅供にあわせて新たに作曲された小馬崎達也氏による奏楽が流れ、長吏猊下を大導師とする式衆が入堂、続いて、三井古流煎茶道による献茶が行われ、堂内には朗々たる三井流声明が響き渡った。 引き続いて行われた国宝・金堂修理竣工式典では、檜皮葺工事を施工した河村社寺工殿社・河村直良氏に感謝状が贈呈された。 |
はじめに、長吏猊下より、本日の大法要が智証大師入唐求法1150年慶讃大法会の締めくくりとして盛大裡に円成したことへの感謝の言葉が述べられた。 続いて、来賓代表として天台真盛宗管長・西村冏紹猊下、妙法院門跡・菅原信海猊下、元大蔵大臣・武村正義氏、大津市長・目片信氏から祝辞がよせられた。 祝宴は、聖護院門跡・宮城泰年猊下の乾杯の発声により幕が開け、会場は終始なごやかな雰囲気に包まれ、多くの来賓とともに智証大師の遺徳をしのび、慶讃大法要の無事円成と金堂大修理の完成を祝う会となった。 |
【社 寺】 | ||
天台真盛宗管長 | 西村 冏紹 猊下 | |
本山修験宗管長 | 宮城 泰年 猊下 | |
妙法院門跡御門主 | 菅原 信海 猊下 | |
滋賀院門跡御門主 | 井深 観譲 猊下 | |
四天王寺副管長 | 奥田 聖應 様 | |
天台真盛宗宗務総長 | 武田 圓寵 様 | |
金峰山修験本宗宗務総長 | 田中 利典 様 | |
孝道教団二世統理 | 岡野 正貫 様 | |
孝道教団副統理 | 岡野 鄰子 様 | |
石山寺座主 | 鷲尾 遍隆 様 | |
延暦寺一山 | 小林 隆彰 様 | |
那智山青岸渡寺御山主 | 高木 亮享 様 | |
観音正寺管長 | 岡村 潤應 様 | |
小三千院門跡執事長 | 大島 亮幸 様 | |
毘沙門堂門跡執事長 | 大森 行隼 様 | |
大津市仏教会会長 | 前阪 良憲 様 | |
西教寺一山 | 中島 真瑞 様 | |
延暦寺副執行 | 山本 光賢 様 | |
醍醐寺座主代理 | 田村 照晃 様 | |
南禅寺教学部長 | 蓮沼 良直 様 | |
念法真教長老 | 長谷川霊信 様 | |
念法真教教務総長 | 桶屋 良祐 様 | |
近江神宮宮司 | 佐藤 久忠 様 | |
建部大社宮司 | 加藤 泰朗 様 | |
日牟礼八幡宮宮司 | 岳 尋幸 様 | |
長命寺御山主 | 武内 隆韶 様 | |
宝厳寺御山主 | 峰 覚雄 様 | |
【一 般】 | ||
元大蔵大臣 | 武村 正義 様 | |
大津市長 | 目 信 様 | |
冷泉家当主 | 冷泉 為人 様 | |
冷泉家時雨亭文庫常務理事 | 冷泉貴実子 様 | |
俳 人 | 黒田 杏子 様 | |
前奈良国立博物館長 | 鷲塚 泰光 様 | |
奈良国立博物館館長 | 湯山 賢一 様 | |
大阪市立美術館館長 | 篠 雅廣 様 | |
フェノロサ学会会長 | 村形 明子 様 | |
サントリー美術館副館長 | 若林 覚 様 |