国宝・金色不動明王(黄不動尊)をはじめ三井寺の秘仏が一堂に会した「国宝三井寺展」は、去る平成20年12月14日、無事幕を閉じた。 会場となった大阪市立美術館には、日頃は拝むことのできない秘仏を一目拝しようという人々で盛況を呈し、会期を通じて約十万人が訪れた。 11月1日の一般公開に先立ち、10月31には会場内に設けられた智証大師像の宝前において長吏猊下導師のもと法要が奉修された。 午後2時から行われた開会式では、500名に及ぶ招待者つめかけるなか長吏猊下はじめ主催者代表によるテープカットで幕が開いた。 |