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三井寺には実に多くの文化財が残されています。 それはただ単に量的に多いというわけではなく、 国宝10件(64点) ・重要文化財42件(720点) の国指定文化財が示すように、質の高さは県内はもとより全国でも屈指のものです。 国指定文化財の内訳は、 建造物12件(うち国宝4件) ・絵画20件(うち国宝2件) ・彫刻13件(うち国宝3件) ・工芸3件 ・書跡典籍3件(うち国宝1件) ・歴史資料1件 と多岐にわたっています。 そのほかにも名勝史跡(庭園)2件、これに県指定、市指定や未指定のものを加えますとその数は非常に多くなります。 国・県・市指定有形文化財 (平成19年3月1日現在)
注2.所在区分の「全国」は滋賀県・大津市の件数を、「滋賀県」は大津市の件数を含む。 注3.「工・歴・考=工芸品・歴史資料・考古史料」 「書・典・古=書跡・典籍・古文書」 智証大師が唐より請来した経典・図像類は莫大なもので、 その内容は密教教学に関する資料が極めて多く、天台密教の確立に大いに寄与したといわれています。 さらに智証大師以来の伝統を受け継いだ密教美術の優品が多いのも特色です。
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