三井寺名宝の紹介
ホーム サイトマップ

仏像
三井寺について

ピックアップ

名宝の紹介
秘仏
建造物
仏像
絵画
工芸
文書典籍
庭園


教義の紹介

花ごよみ

連載

法要行事

拝観案内

販売

お知らせ

お問い合せ


十一面観音立像(じゅういちめんかんのんりゅうぞう)
・重要文化財 平安時代(九世紀)
・木造 彩色 像高81.8cm


園城寺別所の尾蔵寺の旧本尊と伝えられ、参拝人が多数押しかけて 人々の笠が破れたことから俗に「笠ぬげの観音」と呼ばれて信仰されました。

現在は、湖国十一面観音霊場第一番札所のご本尊として、山内の微妙寺に安置されています。

特徴
ヒノキの一木造で、台座の蓮肉も同じ材から彫り出されています。

現在では、全身が古色に覆われていますが、裳は朱彩され、截金(きりかね)による花文も残されています。 初期小檀像の中では特異な位置をしめます。

像高三尺にも満たない小さな像ですが、頬や胸・腹、また下半身の肉付けは豊かで大像の風格を持ちます。

眉や唇、衣文の彫りは鋭く明快で、衣には巻き込みの大きい渦文が表されて九世紀彫刻の迫力を感じさせます。
十一面観音立像





その他の名宝









「仏像一覧」に戻る
「名宝の紹介」に戻る

Copyright (C) 2002 Miidera (Onjoji). All Rights Reserved.