写経(般若心経一巻)・写仏体験
写経・写仏に打ち込むことで日常の雑念から解放され、すがすがしい時間をお過ごしください。
僧侶が心がまえ・作法を分かり易く指導します。
所要時間 | 60分~ |
募集人数 | 3名~50名(50名以上は入れ替え制で対応可) |
料金 | 2,000円(学生 1,000円) |
体験への旅立ち
写経とは
仏典を書写する写経は、日本では6世紀に仏教が伝来してから盛んに行われてきました。本来は経文を広く世に伝えることが目的でしたが、法華経などに写経の功徳を説いていることから世の中の繁栄や平和、自己の諸願成就を祈願したり、祖先の冥福を祈るなど様々な目的で写経が行われるようになりました。
写仏とは
写仏は、写経と同じように仏さまのお姿を写し描くことです。手本となる仏さまの姿に紙を重ねて写していくことで経典に説かれた仏さまの姿を知ることにより仏さまを身近に感じ、仏さまへの感謝の気持ちを持てるようになります。
写経・写仏の功徳とは
どうか雑念を払い、心安らかに心身を鎮めて一字一字、一筆一筆に願いをこめて写経や写仏に取り組んでください。心をこめて浄書すれば、自分の心の中にある慈悲の心、優しさや思いやりの心をあらためて思い出し、より良き自分に出会える豊かな時間をもつことができるでしょう。
三井寺の写経・写仏
天台宗では、慈覚大師円仁が833年に比叡山横川で法華経を書写して塔中に納められたのを起源とし、それを如法堂と称しています。それ以後、規式に従って法華経を書写し供養する如法経の法会が盛んに行われてきました。三井寺でも鎌倉時代の境内の様子を描いた重要文化財に指定された境内古図にも如法堂が描かれており、盛んに如法経が行われたことを物語っています。
体感・発見への扉
新しい扉を開く
仏教は日本の歴史・文化の根幹となってきました。その思想、行儀や修行は、現在でも祭礼や年中行事をはじめ日本人の生活のあらゆる分野に息づいています。
この度、三井寺からご案内する山伏体験や座禅、写経などは、長い歴史が培ってきた日本の文化・伝統にもとづくものばかりです。ぜひとも、これらの体験を通じて、自分を見つめ直し、新しい自分の可能性を見出すきっかけにしていただけば幸いです。
体験を希望される方へ
そもそも仏道修行は、仏の教えを体得しようとする熱意と心構えが肝要で、ときには専門家による特別の修行も必要とされますが、究極的には日常生活のひとつひとつが仏道修行そのものであると考えています。その意味でも修行の方法は人さまざま、坐禅するもよし、心静かに読経や写経をするもよし、あるいは一人深山に登るのもよし、その厳しさや深さにも様々ですが、その人の境遇にあわせて、今できることを実践しようとする気持ちがなによりも重要なのです。
お申し込み方法
右のお申込みフォームからご予約ください。
当山の法要行事ならびに予約状況によりお受けできない場合があります。詳しくはお問い合わせください。
受付時間9:00~16:00(研修・教育旅行等でこの時間以外での参加ご希望の場合は、お問い合わせください。)
お問い合わせ
天台寺門宗 総本山 三井寺(園城寺)
住 所 : 滋賀県大津市園城寺町246
電 話 : 077 - 522 - 2238
※体験コースは事前予約制となっています。 ※体験コース料金の他に、入山料、駐車料が別途必要となります。 ※ご希望の方には僧侶による仏教や三井寺に関するお話をさせていただきます。