非公開 国宝客殿 特別拝観
通常は非公開の国宝・勧学院客殿、国宝・光浄院客殿を特別に公開します。桃山文化を直に体感してください。
所要時間 | 約40分~50分 |
募集人数 | 3名~50名(40名以上は入れ替え制で対応可) |
料金 | 大人 各1,000円 学校研修 各600円 |
※勧学院の大床、舞良戸は高精細デジタル複製です。
※僧侶もしくは職員の説明付
勧学院客殿
国宝 桃山時代(慶長五年 1600)
メトロポリタン美術館に再現された一之間
光浄院客殿とともに書院建築の代表的遺構。室町時代の武家住宅の典型である「主殿造」の様式を伝える貴重な書院として知られている。慶長5年(1600)に毛利輝元によって建立された。内部の間取りは3列9室に分かれ、南列の大床、一之間から二之間には、狩野光信の華麗な障壁画(重要文化財)が描かれている。
室内から南側の広縁と落縁からなる縁側に出ると清明な広々とした空間が広がり、東西に細長い池のある庭園が続いている。
勧学院客殿内部
勧学院庭園
光浄院客殿
国宝 桃山時代(慶長六年 1601)
「書院造」の代表として名高い国宝建築
日本の住宅建築の源泉となった書院造の代表的遺構。三井寺の僧で、瀬田城の城主として豊臣秀吉に仕えた武将でもあった山岡道阿弥景友の建立と伝える。内部の一之間、二之間には狩野山楽をはじめ狩野派による障壁画(重要文化財)があり、室町時代後期の庭園も名勝史跡に指定されている。
書院の広縁に接するように名勝史跡の庭園が広がっており、建築と庭園が一体となった清澄で格調高い空間を感じることができる。
光浄院客殿内部
光浄院庭園(名称史跡)
体感・発見への扉
新しい扉を開く
仏教は日本の歴史・文化の根幹となってきました。その思想、行儀や修行は、現在でも祭礼や年中行事をはじめ日本人の生活のあらゆる分野に息づいています。
この度、三井寺からご案内する山伏体験や座禅、写経などは、長い歴史が培ってきた日本の文化・伝統にもとづくものばかりです。ぜひとも、これらの体験を通じて、自分を見つめ直し、新しい自分の可能性を見出すきっかけにしていただけば幸いです。
体験を希望される方へ
そもそも仏道修行は、仏の教えを体得しようとする熱意と心構えが肝要で、ときには専門家による特別の修行も必要とされますが、究極的には日常生活のひとつひとつが仏道修行そのものであると考えています。その意味でも修行の方法は人さまざま、坐禅するもよし、心静かに読経や写経をするもよし、あるいは一人深山に登るのもよし、その厳しさや深さにも様々ですが、その人の境遇にあわせて、今できることを実践しようとする気持ちがなによりも重要なのです。
お申し込み方法
右のお申込みフォームからご予約ください。
当山の法要行事ならびに予約状況によりお受けできない場合があります。詳しくはお問い合わせください。
受付時間9:00~16:00(研修・教育旅行等でこの時間以外での参加ご希望の場合は、お問い合わせください。)
お問い合わせ
天台寺門宗 総本山 三井寺(園城寺)
住 所 : 滋賀県大津市園城寺町246
電 話 : 077 - 522 - 2238
※体験コースは事前予約制となっています。 ※体験コース料金の他に、入山料、駐車料が別途必要となります。 ※ご希望の方には僧侶による仏教や三井寺に関するお話をさせていただきます。