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銀杏料理二種


銀杏の天ぷら

銀杏の磯部揚げ

梅とうふ

秋から初冬にかけて落ちる銀杏。拾って料理しようとする人から、よく「茶碗蒸しか知らない」という声を聞く。 豊富な蛋白質を含む銀杏がちょっとした工夫で様々な料理に変身する。





銀杏の天ぷら

あらかじめ鬼皮(銀杏の固い皮)と、 中に覆っている薄皮をむいた銀杏を三分程茹でる。茹で上がった銀杏を楊枝に刺して、 表面に小麦粉の粉を軽く付ける。別に小麦粉を溶いたものに両面を浸けて揚げる。 油の温度は180度ほどで、サッと揚げる。木の芽などそえると色合い的も美しく、 パリッとした食感と銀杏の香ばしさが口一杯広がる。


銀杏の鬼皮を剥ぐ

ゆでた銀杏を楊枝に刺す

軽く小麦粉をつける

油で揚げる


銀杏の磯部揚げ

銀杏の天ぷら同様、鬼皮と薄皮をむき、三分程茹でた銀杏をすり鉢で擦る。 塩を少々振り、ペースト状になるまでさらに擦る。一枚の焼き海苔を適当な大きさに切り、 ペースト状になった銀杏を巻き寿司をつくる要領で巻き込む。 油を少々引いたフライパンを暖め、軽く火を通す。焼き海苔の香ばしさが漂ってきたら出来上がり。 銀杏の独特の臭みが海苔の香りで少し変化する。銀杏の香りが苦手な人にピッタリの一品である。


ゆでた銀杏をすりつぶす

焼き海苔の上にのせ

巻き寿司の要領で巻き込む

油で揚げ、適当に切る


梅とうふ

新年のおせち料理に飽きたら、あっさりとした梅とうふはいかが。 まず、木綿とうふを横一文字に包丁を入れ二枚にする。そのとうふを鍋で五分ほど煮る。
家庭で漬けている梅干しの汁にその木綿とうふを浸す。冷蔵庫に入れ、1日に二〜三回まんべんなく梅干しの汁 をかけ、三日ほど繰り返すと梅とうふの出来上がり。適度な酸味が心地よく、切り口の薄いピンクが華やかだ。


家庭で漬けた
梅干しの汁を使う

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