節分にいただく寿司二種
上から、色鮮やかなかぶら寿司、油揚の巻き寿司 そして付け合せの菜の花のからし和え。
かぶら寿司
紅色のきれいなかぶらの皮を使ったにぎり寿司を紹介していただく。
最初にかぶらを水で洗い、表面の薄皮をていねいにむく。
もう一度今度は厚めに皮をむく。この時、かぶらの白い身の部分は出来るだけむかないようにする。
紅色の鮮やかな皮の部分だけ酢と塩の二杯酢に浸けておく。
次に寿司飯を用意する。寿司飯は米3に対して、水2・5とやや少なめの水加減で炊く。
炊き上がったら、半切に移しかえ、酢、塩、砂糖を5対1対2の割合で混ぜ、
しゃもじで切るように手早くかき混ぜ、味を整える。
二杯酢に浸けておいたかぶらの皮を切り分け、わさびを適量つけ寿司飯の上にのせてにぎり寿司を握る要領で形を整える。
茹でた三つ葉の芯で結ぶと彩りも鮮やかである。しゃきっとした歯ざわとツンとしたわざびの刺激が心地よい一品である。
1. かぶらを水で洗う |
2. 鮮やかな紫色の皮のみ使う |
3. 白い身は丁寧に取る |
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4. 酢と塩の二杯酢に浸けておく |
5. わさびを付け |
6. にぎり寿司の要領でにぎる |
油揚の巻き寿司
熱湯で油抜きした油揚を用意する。
油揚の三方を切り、注意深く開く。開いた油揚の白い中身はスプーンなどで出来るだけ取るようにする。
そうする事により、歯切れのよい食感が味わえる。
次に、水1、味醂1、薄口醤油1の割合で油揚を煮る。広げた油揚に寿司飯をのせ、
先ほどかぶら寿司に使った三つ葉の葉の部分を具にして、後は通常の巻き寿司をまく要領でまく。
1. 油抜きした油揚 |
2. 三方のヘタを切り取る |
3. 注意深く中を開く |
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4. 寿司飯の上に三つ葉を入れ |
5. 巻きずしの要領で |
6. 鮮やかな巻きずしの 出来上がり |
菜の花のからし和え
春先、手に入る菜の花のからし和えを作っていただく。
水洗いをした菜の花を沸騰したお湯にくぐらす。
時間をかけると変色するので、サッとゆがく。
器にからし、味噌を適量加えかき混ぜる。かき混ぜ、味見しながら醤油で味を整える。
菜の花のサクッとした歯ざわりが春を呼ぶ一品となる。
1. 水洗いした菜の花をゆでる |
2. よく水で冷やし |
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3. からし、味噌で和える |
4. 醤油などで味を整える |
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