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大根の茶碗むし・加茂茄子の詰め物揚げ

大根の茶碗むし
大根の茶碗むし
加茂茄子の詰め物揚げ
加茂茄子の詰め物揚げ





大根の茶碗むし

大根は皮を剥き、厚さ7〜8センチと分厚く切り、あらかじめ昆布を敷いた鍋に入れ、水から煮る。20分ほど煮ると昆布を取り出し、少しの塩と薄口醤油、うまみ調味料で薄味を付けておく。柔らかくなった大根の中心部に、詰め物が入る程度の穴をスプーンで開ける。大根で出来た茶碗むしの器の完成である。その穴に銀杏の実、しめじ、三つ葉を詰める。
 次に、吉野葛をといて鍋にとり(一般には玉子を使う)、薄口醤油、うまみ調味料で味を整え、具の入った大根の器に流し込み、蒸し器に入れる。10分ほど蒸すと、秋の香り豊かな茶碗むしが出来上がる。仕上げにケシの実など振りかけると、より一層、深い味わいが楽しめる。


1.大根の皮を剥ぎ、
厚さ7〜8cmに切る

2.昆布だしで煮る

3.で穴を開ける
 

4.三つ葉、しめじ、銀杏を入れる

5.大根の器に流し込む

6.蒸し器で蒸す


加茂茄子の詰め物揚げ

食欲の秋にふさわしい、彩りも鮮やかな茄子料理をもう一品。ふっくら丸い加茂茄子を用意する。茄子を詰め物の器にするため、上部2センチほどを横に切る。この部分がフタになる。また、座りの良いように、ヘタの部分も1センチほど切っておく。茄子の中身を厚さ1センチほど残して中身をくり抜く。くり抜いた茄子の身も使用するため、出来るだけきれいに身を出す。写真のようなくり抜き器があればなお良い。
 次に、油で揚げる前に茄子の表面に、妻楊枝で穴を開けておく。油で揚げると皮が破れるのを防ぐためである。くり抜いた茄子の中身、唐辛子、椎茸、銀杏の実、そして器になる茄子を順次油で揚げる。十分油を切った茄子の器に、それらの具をいれる。次に、薄口醤油、うまみ調味料を加えたダシ汁で5〜6分煮る。生姜の香りがよく効いた大根おろしで召し上がると、豊潤な秋の香りがただよう逸品である。


1.加茂茄子のヘタをとる

2.くりぬき器で中身を出す

3.とうがらし、椎茸など
を用意する
 

4.茄子の表面に穴を開ける

5.とうがらし、椎茸を油で揚げる

6.うす味のダシ汁で煮る

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