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そうめん筏春一番・のり巻き梅の花

そうめん筏春一番
そうめん筏春一番
のり巻き梅の花
のり巻き梅の花





そうめん筏春一番

そうめんを小分けし、半分に折る。その両端を細く切った海苔でまいておく。次に植物油で短時間揚げる。その時、そうめんの中心部に詰め物ができるよう、あらかじめ箸で広げておく。色が変わったら素早く引き上げ油を切っておく。
 次に三十分ほど水に漬けた大豆を煮る。大豆が柔らかくなったら醤油、砂糖、みりんで味を付ける。煮あがった大豆に片栗粉をまぶし、先ほど揚げたそうめんの中に詰め込む。詰めた大豆が落ちないように、再度油に通す。
パリパリした食感と、可愛らしい様が新春のおめでたい雰囲気を演出してくれる。


1.そうめんをてきとうに
分ける

2.半分に折る

3.油であげる。
中を開ける
 

4.大豆を煮る

5.片栗粉をつける

6.軽くあげる


のり巻き梅の花

新春をカラフルに飾るおめでたい一品をもう一種。巻き寿司用の簾を用意する。まず最初に大根をかつら剥きにし、食塩水に漬けておく。
 次に簾の上にラップを敷き、かつら剥きした大根をまんべんなく敷きつめ、その上にすり鉢ですった梅肉を丁寧に伸ばしながら敷く。さらに寿司用の板昆布をのせる。
 次に、おか(陸)ひじきを茹でる。おかひじきとは、海草のひじきに似た野草で、カルシウムやビタミンAが多く含まれた緑色野菜。最近は栽培もされ市販されている。特にカルシウムはほうれん草の三倍も含まれているという。
 おかひじきのシャキシャキ感を損なわないように、茹でる時間は2分以内にとどめる。茹であがったおかひじきを最後にのせ、のり巻き寿司を巻く要領で一気に巻き上げる。適当な巾で切り分け皿に盛り付ける。白、赤、緑と綺麗な断面が浮き上がってくる。目にも見事な正月らしい逸品である。


1.大根のかつらむき

2.簾の上にラップをひく

3.大根のかつらむきをのせ
 

4.梅肉をひく

5.板昆布をひく

6.おかひじきをのせる

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