春一番。蕗の湯葉巻・高野豆腐の焼き含め煮・セリの辛子ごま和え
春一番。蕗の湯葉巻・高野豆腐の焼き含め煮・セリの辛子ごま和え |
春一番。蕗の湯葉巻
蕗はあらかじめ皮をむいておき、適当な長さに切り、さっと茹でておく。長く茹でると色が変わるので要注意。
次に、鍋に水、薄口醤油、味醂、塩、ダシの素をいれ沸騰させる。沸騰したダシ汁に、茹でた蕗を十五分ほど漬け、味をしみ込ませておく。次に、寿司用の巻き簾を敷き、平湯葉を置く。その湯葉に、日本酒を刷毛でしんなりするまで、数回塗る。湯葉がしんなりしたところで、蕗を置き適当な長さに切り分ける。
ほんのりとした日本酒の香りと、しゃきっとした蕗の歯応えがうれしい春らしい一品である。
1.皮をむいた蕗をゆでる。 |
2.ダシ汁で煮る。 |
3.湯葉がしんなりするまで
酒を塗る。 |
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4.寿司用の巻き簾の上で |
5.湯葉の中に蕗を置き巻く。 |
6.適当な長さに切り分ける。 |
高野豆腐の焼き含め煮
高野豆腐は一〜二分水に漬け、もどしておく。次に先ほど、蕗の湯葉巻きで使ったダシ汁に付けてさっと煮る。ガスの火にあぶった網を置き、よく絞った高野豆腐を上に載せ、焼き目を付ける。焼き目が付いたら、再び先ほどのダシ汁で煮る。薄味の高野豆腐と香ばしい匂いが口中を楽しませてくれる。
1.高野豆腐を水に
1〜2分漬けておく。 |
2.ダシ汁で煮る。 |
3.焼き目をつける。 |
4.もう一度ダシ汁で煮る。 |
セリの辛子ごま和え
春の息吹いっぱいのセリを使う。今の季節、店頭でも市販されている。
セリはあらかじめ、食べやすい大きさに切っておく、沸騰した鍋にセリを入れ湯がく。やはり食感を大切にするため、湯がく時間は短めにする。湯がけたら、ザルにあけ、水でよく洗い絞っておく。
次に辛子に、摺りごまと味醂を少々加えよくかき混ぜる。先ほど湯がいたセリと和える。辛子のツーンとした辛さが心地よい一品である。
1.セリを一口大に切っておく。 |
2.ゆでた後、水洗いする。 |
3.辛子と摺りごま、
味醂を加える。 |
4.セリを和える。 |
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