三井寺 花ごよみ
ホーム サイトマップ

精進料理
三井寺について

ピックアップ

名宝の紹介

教義の紹介

花ごよみ
三井の四季
四季の風景
精進料理


連載

法要行事

拝観案内

販売

お知らせ

お問い合せ


菊の花の辛子みそ漬け・水菜、桜の花の塩漬けの湯葉巻

菊の花の辛子みそ漬け
手前:菊の花の辛子みそ漬け 後方:昆布でしめた菊の花の保存食





菊の花の辛子みそ漬け

生け花として盛りを過ぎた菊。やはり、終わりはそれを愛でた人が、食して終わりたい。
  鍋に湯を沸かし、酢を加える。そこに、よく洗った菊の花を一分ほどくぐらす。菊の花が鮮やかな色彩を帯びる。
  小さなバットに白味噌と練り辛子を和える。それに味醂を加えよく混ぜ合わせ、均一になるようにバット一面に敷き、その上にガーゼをかぶせる。
  次に、花を裏返して、茹でた菊の花びらが下になるように置く。ガーゼを折り返し、冷蔵庫で保存。2〜3日で味噌の香りも豊潤な辛子味噌漬けが出来あがる。手にとって、菊の花びらだけを食べる。


1.菊の花は黄色のものはさける

2.沸騰した湯にくぐらす

3.白みそに練り辛子と味醂を加える
 

4.ガーゼを敷く

5.花びらを下にして置く

6.ガーゼを折り返し保存する


水菜、桜の花の塩漬けの湯葉巻

水菜を沸騰した鍋で約1分ほど茹で、ザルで水切りをし、よく絞っておく。次に巻き簾の上に焼海苔をひく。
 市販されている湯葉をその上にひき、しんなりするまで日本酒を振りかける。それを何度か繰り返し、いよいよ湯葉がしんなりしたところで、先ほど茹でた水菜を置く。適量の練り辛子と桜の花びらの塩漬け(八重桜の花びらを塩漬けしたもの)をちらし、巻き寿司をまく要領できっちり巻く。
 一口サイズに切り分け皿に盛る。見た目にも鮮やかで、酒の香りと湯葉の甘さ、辛子の辛さが絶妙である。

水菜、桜の花の塩漬けの湯葉巻
水菜、桜の花の塩漬けの湯葉巻

 水菜を沸騰した鍋で約1分ほど茹で、ザルで水切りをし、よく絞っておく。次に巻き簾の上に焼海苔をひく。 市販されている湯葉をその上にひき、しんなりするまで日本酒を振りかける。それを何度か繰り返し、いよいよ湯葉がしんなりしたところで、先ほど茹でた水菜を置く。適量の練り辛子と桜の花びらの塩漬け(八重桜の花びらを塩漬けしたもの)をちらし、巻き寿司をまく要領できっちり巻く。
  一口サイズに切り分け皿に盛る。見た目にも鮮やかで、酒の香りと湯葉の甘さ、辛子の辛さが絶妙である。

1.水菜を茹でる

2.巻き簾の上に焼海苔、
湯葉を敷く

3.茹でた水菜をのせる

4.桜の花びらの塩漬け
をちらし、}巻く


菊の保存食の作り方


 お客様が来る前にちょっとした時間で出来る、菊の花びら料理をもう一品。小さめの容器に湯通ししたダシ昆布をひく。その上に少し塩をする。
  先ほどの鍋(お酢が入った湯)で菊の花を茹でる。酢は花びらの色を鮮やかにする役目がある。茹でた花びらを昆布の上に置き、しっかり昆布で包むように巻く。すぐにも食べられるが、時間が経つほど味わいが増す、貴重な一品である。


1.菊の花びらを茹でる

2.昆布で包むように巻く
Copyright (C) 2002 Miidera (Onjoji). All Rights Reserved.