くわいの前飾り・栗きんとん・寿司のもと
栗きんとん(左)・くわいの前飾り(右)
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寿司のもと
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くわいの前飾り
くわいは大きな芽が出るので、縁起の良いものとして、お正月やお祝い事に無くてはならない食材です。
今日は重箱に入れて色鮮やかに映える二品と、冷凍庫に用意しておくと大勢お客様が集まった時に重宝する寿司のもと一品を紹介していただく。
くちなしの実を4.5個ほぐし、水につけて置く。そこに八角に剥いたくわいを入れて一昼夜置いておく。くわいが黄色に染まったら水洗いをする。鍋に水を入れ、くわいをよく煮る。次にダシのもとと薄口醤油で味を付ける。この時オリーブオイルを二、三滴入れると、アクがとれる。
1.くちなしの実 |
2.くわいを八角に剥く |
3.くわいを一昼夜つけておく |
4.火が通るまでよく煮る |
栗きんとん
サツマイモを皮を剥き乱切りにする。
先ほど使ったくちなしを漬けた汁を鍋にいれ、イモを煮る。煮立っていく内に、くちなしの汁が見事にイモを黄金色に変える。
十分柔らかくなったら水分を切り、すりこ木で潰しながら、よく擦る。
その時、砂糖と市販されている栗のシロップ漬けを加える。栗の形を残すもよし、潰すのもよし。砂糖のサジ加減でお菓子のようなデザートが出来上がる。
1.さつまいもの皮をむき、煮る |
2.さつまいもをよく擦る |
寿司のもと
大き目の乾し椎茸を二枚、水に戻しておく。この時、椎茸を戻した汁は後で使うので、捨てないで置く。
次に、戻した椎茸をみじん切りする。同じく牛蒡もみじん切りにしておく。
みじん切りした椎茸をサラダ油でよく炒める。しんなりし、十分しみた所で、先ほどの戻し汁を加え、さらによく煮る。15分ほど煮たら、汁だけ残し、椎茸を別に移す。次に、牛蒡のみじん切りを鍋に入れ、先ほど残した汁で煮る。5分ほど煮たら、椎茸と混ぜ合わせ、さらに煮る。濃い口醤油と砂糖で少し濃い目に味を付ける。
冷めたら小分けにして、冷凍庫に保存しておく。 冷めたご飯を少し暖め、酢を加え寿司飯を用意する。その上に冷凍庫から出した、寿司のもとを加えかき混ぜた上に錦糸玉子、紅生姜で飾ると、さっぱりしたちらし寿司が出来上がる。
1.干し椎茸を水にもどす |
2.サラダ油でよく炒める |
3.牛蒡のみじん切りを加え |
4.味付けし、冷蔵庫に保存する |
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