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智証大師のことば
智証大師のことば
【解説】
人間のもつ無智より起る煩悩の雲は、ついに、澄みきった法性の月をも覆ってしまう。
しかも、その闇雲は、生死の迷いとなり、真如の智海をも隔てて、果てしない迷いの境を作り出すことになる。
これによって、こころは顛倒し、たとえば亀に毛があったり、兎に角があると思うような、さまざまな、あやまった考え方が生ずるのである。
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