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二度とない人生だから 一月一日。朝刊の投稿欄「心の支え」に寄稿されてある〈七転び八起き元気もらう詩〉の文面中にある坂村真民作詩の「二度とない人生だから」の全文が知りたいと、知人からの問い合せに電話口での朗読となった。 二度とない人生だから 一輪の花にも 無限の愛をそそいでゆこう
一羽の鳥の声 にも 無心の耳をかたむけてゆこう 二度とない人生だから 一匹のこおろぎでも踏みころさないようにこころしてゆこう どんなにかよろこぶことだろう 二度とない人生だから いっぺんでも多く便りをしよう 返事は必ず書くことにしよう 二度とない人生だから まず一番身近な者たちにできるだけのことをしよう 貧しいけれど こころ豊かに接してゆこう 二度とない人生だから つゆくさのつゆにも めぐりあいのふしぎを思い 足をとどめてみつめてゆこう 二度とない人生だから のぼる日 しずむ日 まるい月 欠けてゆく月四季それぞれの 星々の光にふれて わがこころを あらいきよめてゆこう 以下次号へ続く
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