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大津市が、生涯学習センターで開講した環境講座の内容を、一人でも多くの婦人層に伝えたい思いから、後日同じ講師である、環境市民NPO(非営利活動法人)代表の本育生氏を招き、法要に引き続き、温暖化防止にむけての学びの一時とした。

各国を巡っての視察、調査の資料を元に、家事を受けもつ主婦の参加者を対象とした講話の中には、今だに気掛かりな事柄が幾つも有った。

日本が年間消費している紙の量は、日本の人口の十倍を越える中国の使用量の十倍の量であるという。

食料自給率三九%の日本が、食べない侭で廃棄処分されている量は、当時のNPOの試算によると、京都の一般家庭の調理しない侭賞味期限切れでの「冷蔵庫通過食品」、コンビニ・レストラン・スーパー・デパート・飲食店・卸売・小売店の廃棄処分される量を、市民一人当たりに換算すれば、一年間で一二・五キロを捨てていることになる。この現状は日本全国共通の状態と思える。私達の命の糧の多くは他国からの輸入で保たれている。言うなれば胃袋の半分を、よそ様の国に頼る持続不可能の生活態度。いつまで続くのだろうか、この有様で。

(以下次号へ続く)   


遊心庵主・岡部善惠




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