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楽志楽生

降る雨が紫陽花の花を一層ひきたたせる。

 「楽志楽生」の額を掲げながら義母が黄泉の国に旅立って百か日が過ぎた。フレデリック・ラングブリッジの詩に「二人の囚人が鉄格子から外を見た。一人は天の星を仰ぎ一人は地の泥を見た」とある。限られた時間と空間の中で願わくは「楽志楽生」でありたい、そんな義母の思いが伝わってくる。思えば三井古流に導いてくれたのも義母。紫陽花にそっと降り注いで花を美しく見せる慈雨のような生き方をした人だった。天職と思ってついた教職を八年で退いたが、忍耐強く自分を控えて人を導く、生涯教師であり続けたと思う。

 壺中会長の任に就いて一年。右往左往の日々を過ごし会員の皆様には多大なご迷惑をかけていることと思う。頂くご縁は余程の無理が無ければ受けることにしている私にしても、この度は「これで良かったかしら?」と自問自答することがしばしばである。

 未熟な私を多くの方が支えて下さり、様々な経験は私の成長を促す糧と信じ、残る一年の任期を「楽志楽生」で勤めたいと願っている。

三井古流煎茶道 大津分会 草野 須美





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