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開発(サルボダヤ運動)
ブッダン サラナン ガッチャーミ ダンマ サラナン ガッチャーミ サンガ サラナン ガッチャーミ
自国の貧しい人達への支援を乞うスリランカから
の托鉢僧は姿勢を正して前記の三宝(仏と法と僧)
への敬礼文のあと短い経文を唱えて去って行った。
得難い機会であったのに尋ねなかった悔いが未だに残る。
著者も著書名も分らないが「遅れて進んだ国」の見出しだった。
スリランカのスラム街で貧しい人々の為に
無償で働く一六、七歳を中心としたグループと理科教師であった当時の若き指導者の精神の相続と実践、
サルボダヤ運動(仏陀の慈悲と悟り。
ガンジーの非暴力と平和の思想を根底とした自立と安定の為の開発)の広がりとその成果を。
地球規模の環境汚染を招いた先進諸国の開発を恥じ乍らも、
仏の教えの今も息づく彼の国の真の平安と開発を祈らずにいられない。
遊心庵主・岡部善恵
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