|
|||
|
心に残る感動 三井寺のお祖師である智証大師円珍様の入唐求法千百五十年記念のご法要が、好天に恵まれた平成十六年十一月十四日、報恩百種百味法要として、国宝金堂で荘厳な雰囲気の中、執り行われました。
北は東北から南は九州まで、各地方の名産をお供えに持って集まられ、私も愛媛支部を代表してお供え物を持参して、参加させて頂きました。思いもかけず若い人たちに交じって、お献茶の大役を仰せつかり、こんな光栄なことはありませんでした。 法要では大師が入唐求法の際、お詠みになった和歌、 法の舟 さして行く身ぞ もろもろの 神も佛も われをみそなへ を、冷泉家・冷泉貴美子氏が奉詠され、さらに、この和歌を歌詞に、杉江正美氏が作曲された美しい調べの天台寺門宗宗歌の奉唱も行われました。 世紀の大法要に参加する機会を与えて頂き、この幸せを心から感謝しております。これを機会に今一度初心に返り、長い間携わってまいりました三井古流煎茶道とのご縁を大切にし、ますます精進してまいりたいと念じております。 三井古流煎茶道 愛媛分会 武気一壺 << 煎茶交流会 | 三井古流煎茶道を学んで >>
・「喫茶得道」一覧に戻る ・「教義の紹介」に戻る |