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心をそばに 三寒四温を行きつ戻りつしながら、今年もゆっくりと、花の季を迎えることが出来ました。 「煎茗楽天理」のお軸のもと、教室に通い始めて、早くも十四、五年、いつまでたっても学ぶ事ばかりですが幸せなことに、いつも豊かな心でそのものによりそい、時には厳しい心で、お茶の楽しみを導いてくださる先生が居てくださいます。このような稽古の中で目にしたもの、耳に聞いたもの、心に感じるものすべてを、大切にしたいと思っております。 又宇和教室では、四十三番礼所、明石寺さんの、御理解により月一回二十一日に、施茶を続けております。立寄られた方の「あゝおいしい」の一言に、またその一碗に力づけられておりますのも、宗匠様の深く細かいお心遣いのたまものだと、感謝致しております。 おりしも、東日本は、大震災のため大変な事態となっております。被災地の皆様が、一日も早く、安心な日々が迎えられますように、願っております。 三井古流煎茶道 愛媛分会 赤松 直 ・「喫茶得道」一覧に戻る ・「教義の紹介」に戻る |