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三井寺探訪記 まだまだ一人前とはいえない私ですが、三井古流を始めて八年、ようやく免状をいただきました。この期会にと、佐々木先生に誘っていただき三井寺の紅楓茶会に出席させていただくことになりました。 秋晴れの穏やかな天気の中、幸運なことに智証大師御祥忌法要の献茶式を間近で見ることができました。読経の中でのお手前は普段見ることも体験することもできませんので、厳粛な気持ちになり、「一 期一会」という言葉がすっと頭に浮かんできました。 もし三井古流を習っていなければ、今回三井寺まで来ていなければ、この場に居合わせることはできなかった。来て良かったと思いました。 献茶式の後はお茶会に出席しました。襖絵のある部屋でのお手前にすごく感激し、愛媛に戻ったら、さらに精進しようと心に誓いました。 茶会の後は完全に観光客となり弁慶力餅をいただき、おみくじを引き、お守りやお土産を買い、孔雀に驚き、国宝にため息をつき三井寺を満喫しました。 お茶会に誘っていただいた先生に感謝し、これからもご指導をよろしくお願いします。
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