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一期一会の施茶 今年の夏は、お盆を過ぎても、ことのほか暑さが厳しく感じられました。 当地の武氣社中では、四国八十八ヶ所第四十三番札所・明石寺の大広間をお借りして、四月から十月にかけて毎月二十一日に施茶を行なっています。 地元の方が手作りされたお菓子、先生が心をこめて点てられた一煎で参拝の方々に大変よろこばれています。社中の方による折り紙作品もたいへん好評で、皆さんよろこんでお持ち帰られます。ときには外国からの方も来られ「おいしいです。ほっとしました」と声をかけていただくと、その場が明るくなり幸せになります。 全国津々浦々から来られる様々な人と接することで、心のふれ合いを大切にすることの尊さが実感されます。施茶を通して、一期一会のよろこび、そして三井古流煎茶道の教えに一歩でも近づく機会をいただいた参拝の方々との出会いに感謝しております。
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