浅村朋伸の「世界一周自転車旅行記」 三井寺ホームへ

プロフィール

1975年5月20日生まれ
出身 大阪府
現住所 奈良県
職業 彫刻

人力旅行の経歴

20才 徒歩で四国を一周する
21才 自転車で大津市〜長崎市を走行する
     徒歩で九州を横断する
23才 徒歩で九州を縦断する
23才 自転車で琵琶湖を一周する
24才 自転車で京都市〜鳥取市を走行する
24才 自転車で大阪市〜北九州市を45時間58分で走行する
25〜26才 自転車で世界一周する。

カトマンズ
自転車の写真はネパールの首都カトマンズ
で撮影したものです。

はじめに

浅村朋伸氏は、1996年から3年間にわたり、三井寺が仏像など古文化財の修復技術者を目指す若者たちのために開設した「園城寺伝統技法教習院」(現在の「園城寺仏教尊像修復院」)において、彫刻や仏像など文化財修復について勉強されました。
その後、彼は日本各地を徒歩や自転車で旅行し、行った先々で人々との交流や知見を深め、2000年12月、ついに単身、自転車で世界一周するという大旅行を決行しました。シンガポールを起点にアジア各国、インド、中東、トルコからヨーロッパを経てアメリカを横断、1年2ヶ月後、帰国しました。

三井寺では、彼が今後大いに活躍されることを応援するとともに、彼の貴重な経験を一人でも多くの人々とくに彼と同世代の若者たちに知ってもらいたく、浅村朋伸の「世界一周自転車旅行記」を連載するものです。


世界一周自転車旅行の概要

  期間は、2000年12月19日に関空を出発してから2002年2月までの1年2ヶ月。旅行費用は諸費用込みで90万円。、走行距離は約2万キロ。
旅行の道程は、シンガポールからスタートしてフランスのパリまでユーラシア大陸を横断し、そこから、ニューヨークへ飛んでロサンゼルスまで北米大陸を横断しました。
訪れた国は、シンガポール、マレーシア、タイ、インド、ネパール、パキスタン、イラン、トルコ、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、オーストリア、チェコ、ドイツ、フランス、アメリカの順になります。途中、タイのバンコクからインドのカルカッタまでの間と大西洋の上以外は自転車以外の乗り物は一切使用していません。

スタート:シンガポールからマレーシアへ [2000年12月19日〜20日]
マレーシアからタイへ [2000年12月20日〜28日]
タイ入国 [2000年12月28日〜2001年1月8日]
バンコックでの滞在 [2001年1月8日〜2001年1月22日]
インド・カルカッタ [2001年1月23日〜2001年1月30日]
ウェストベンガルを走る [2001年2月1日〜2001年2月5日]
ダージリンの町 [2001年2月6日〜2001年2月14日]
ネパールへ [2001年2月14日〜2月21日]
カトマンズの生活1 [2001年2月23日〜3月1日]
カトマンズの生活2 [2001年3月2日〜3月16日]
天竺を走る [2001年3月16日〜3月22日]
バラナシ [2001年3月23日〜3月27日]
アーグラーからマトゥラーへ [2001年3月28日〜4月3日]
デリーから国境へ [2001年4月4日〜4月26日]
ラホールでの滞在 [2001年4月26日〜5月15日]
シンド州へ [2001年5月16日〜5月22日]
危険地帯突入 [2001年5月22日〜5月30日]
灼熱のバロチスタン砂漠 [2001年5月31日〜6月18日]
砂漠を越えて [2001年6月19日〜7月3日]
シラーズでの滞在 [2001年7月4日〜7月11日]
イスファハンの町 [2001年7月14日〜7月18日]
友人達とカスピ海 [2001年7月19日〜8月2日]
トルコ東部 [2001年8月4日〜8月17日]
地中海へ [2001年8月18日〜8月29日]
亜州から欧州へ [2001年8月29日〜9月14日]
ブルガリア [2001年9月15日〜9月21日]
ルーマニア1 [2001年9月22日〜10月5日]
ルーマニア2 [2001年10月6日〜10月11日]
ハンガリー・オーストリア [2001年10月12日〜2001年10月23日]
プラハでの滞在 [2001年10月24日〜2001年11月4日]
ドイツ1 [2001年11月4日〜2001年11月12日]
ドイツ2 [2001年11月13日〜11月23日]
パリ到達 [2001年11月23日〜2001年12月6日]
ニューヨーク [2001年12月7日〜2001年12月22日]
アメリカ1 [2001年12月22日〜2002年1月4日]
アメリカ2 [2002年1月5日〜2002年1月26日]
最終回:ロサンゼルス到着 [2002年1月27日〜2002年2月22日]